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通気断熱WB工法とは|開発物語

第6話 高気密高断熱工法が日本の家をダメにする

第6話
「高気密高断熱工法が日本の家をダメにする」

形状記憶合金を使った通気口写真
 形状記憶合金は、ある一定の温度になると形が変わり、また温度が変化すると元に戻る性質をもっている。形状変化のエネルギーは温度のみだから無駄な電気も使わない。
 この形状記憶合金を通気口の開閉に利用できれば、寒くなったら窓が閉まり、暖かくなったら窓が開く仕組みができる。これが実現したら、高気密高断熱のブームに押されて衰退しかけていた在来工法の進化形として、画期的な工法になるにちがいない。
 寺島には確信があった。
 それとともに、実験をくりかえすなかで、寺島はもう一つの重大なことにも気づいていった。快適を売りにして飛躍的に売上げをのばしていく高気密高断熱住宅は、家を窒息させ、殺している。家が悲鳴を上げているように見えた。
 そんなハウスメーカーの家づくりを国を挙げて推奨している日本……。千年以上もの歴史をもつ日本の木造建築が、これで台無しになってしまう。住宅業界は、大きな間違いを犯している。
 壁の中の通気は一年中止めてはいけない。特に暑く湿気の高い季節は積極的に通気することが必要で、このことによって湿度が調節され、構造材の蒸れ・腐れを防ぐことができる。これが日本の気候には欠かせない住宅づくりの基本だ。
 冬の寒さは通気を止めればいい。通気口に形状記憶合金を使えば、一定の気温になったら自動的に扉が閉まり、通気が止まる。壁にもビニールを貼らずに、湿度を通す土壁のような素材を使い、呼吸する家にすれば、家も長持ちするし、四季を通して快適に住まうことができる。
 在来工法の進化形……それが、もうちょっとで形になりそうだった。
 「早くしないと日本の住宅はダメになる」
寺島の夢は、大工としての使命感が支えていた。