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通気断熱WB工法とは|開発物語

第8話 立ちはだかる壁・壁・壁……

第8話
「立ちはだかる壁・壁・壁……」

通気断熱WB工法特許証
 特許がとれた新工法は、「通気断熱WB工法」と名付けました。
 コツコツと実験を重ね、開発までこぎつけたWB工法は、実際に寺島が住んでみて快適さは実証済みだ。昔ながらの家づくりの結露を大幅に解消し、冬も断熱性能が良く、夏も焼けこみを逃がし省エネルギーにもなる。  最初のうちは、一大工の意地から、高気密高断熱を信じるお施主様への説得材料になれば、と思って始めたことだったが、実験を通してさまざまな日本の住宅界の間違いに気づいていく中で、「日本の家づくりを救えるのはこの工法しかない」と確信するようになっていった。
 「WB工法を全国のいろんな工務店に採用してもらうことで、日本中の住宅の病気を治したい」そんな気持ちが高まっていった。
 全国に広めるには、まず製品化し、それを量産できる体制にまでしなければならない。それには資金的な問題、法律の問題、と乗り越えねばならない大きな壁が立ちはだかっていたのだった。
 WB工法を支えているのは、形状記憶合金を使った9つの部品と、後にヨドマーズと名付けた対流装置。自社での製品化を決める前に、なんとか協賛・共同開発してくれる企業はないかと寺島は全国を駆け回った。材料メーカー、電機メーカー、商社、地元の有力企業など。しかし、田舎の一大工の言うことをまともに聞いて味方になってくれる企業などひとつもなかった。
 自社で開発から製品化までをやるとなると莫大な資金が必要になる。ここまでやって、やっと実現しかけたのに……。己の無力さに唇をかみしめる寺島だった。
 そんなとき、ある銀行の支店長が新任の挨拶にやってきた。寺島は自分がこれまでやってきた実験のこと、特許出願のこと、そして日本の住宅業界をまともにしたいんだ、という思いをぶつけた。
 「寺島さん、すばらしいじゃないですか。よく頑張ってきましたね。協力しましょう!」
 八方塞がりのなかで小さな光が見えた気がした。
 「よし、自社でがんばってみよう!」
 寺島は、人に頼らず自力でやると腹を決めた。
 「技術がよければ、たとえ自分が挫折しても、きっと誰かがつないでくれるにちがいない」そんな気持ちが寺島の背中を押していた。